外食ダイエットのメニューの選び方|定食の形でそろえる

トレーに焼き鮭、ご飯、ほうれん草のおひたし、味噌汁がのった定食を、白いシャツの人が食べようとしている

昼はほぼ毎日外食で、夜も週に何度か会食がある。そんな生活でも、体脂肪を落とすために外食をやめる必要はありません。変えるのは、店とメニューの選び方です。

私たちFASTBURNは体脂肪専門のパーソナルジムで、これまでに1,000名以上の方を指導してきました。外食の多いお客様には、店で主食・主菜・副菜・汁物がそろう「定食の形」で選んでいただいています。

この記事でわかること
  • 外食で選ぶ「定食の形」と、1食の量の目安
  • 外食の1食が、どれくらいのエネルギーになりやすいか(研究の数字)
  • 定食屋・丼・麺・ファストフード・居酒屋での選び方
  • 最初に食べるサラダで、食事全体の量が増える場合と減る場合
目次

「外食ダイエット」のメニューは、定食の形で選ぶ

外食で迷ったときは、主食・主菜・副菜・汁物の4つがそろうように選びます。主食はご飯や麺、主菜は肉や魚、副菜は野菜の小鉢、汁物は味噌汁やスープです。

外食で選ぶ「定食の形」と、1食の量の目安 外食で選ぶ食事の形を、料理のアイコンをつけた4つの枠で示した図。主食はご飯・麺・パンで、量の目安はにぎりこぶし1つ分。主菜は肉・魚・卵・豆腐で、量の目安は手のひら1枚分。副菜は野菜・海藻・きのこで、量の目安は小鉢1〜2品。汁物は味噌汁・スープで、量の目安は1杯。量の目安はFASTBURNの指導で使っている1食分の目安。 外食で選ぶ「定食の形」と、1食の量の目安 主食ご飯・麺・パンにぎりこぶし1つ分主菜肉・魚・卵・豆腐手のひら1枚分副菜野菜・海藻・きのこ小鉢1〜2品汁物味噌汁・スープ1杯量の目安は1食分。FASTBURNの指導で使っている目安。

主菜の手のひら1枚分は、たんぱく質にすると1食20gほどになります。1日に何g必要かは、たんぱく質の量の記事で計算できます。

4つがそろうと、たんぱく質・脂質・炭水化物の割合(PFCバランス)が大きく偏りにくくなります。単品の丼やパスタだと、主食が多く、主菜と野菜が少ない組み合わせになりがちです。

この選び方は、私たちの「二重燃焼メソッド」の食事の部分にあたります。二重燃焼メソッドは、筋肉を育てるFAST-BUILD(筋トレ)と、食べながら体脂肪を落とすFAST-CUTを、同時に進める方法です。FAST-CUTでいちばん優先するのが食事です。

外食やお弁当にも、同じように主食・主菜・副菜がそろった食事を選べる目印があります。一般社団法人 健康な食事・食環境コンソーシアムが認証する「スマートミール」です。1食のエネルギーは、450〜650kcal未満と650〜850kcalの2つの区分に分かれています(スマートミールの基準)。

外食の1食は、エネルギーが多くなりやすい

5か国の飲食店111軒で、よく注文される223食を集め、それぞれの食事のエネルギーを実際に測った研究があります(Roberts ら, 2018)。対象はブラジル・中国・フィンランド・ガーナ・インドで、日本は入っていないため、日本の店にそのまま当てはまるとは限りません。

店の種類600kcal以上だった食事の割合
レストランなど、席で注文する店94%
ファストフード72%
Roberts ら(2018)の5か国の測定から

中国を除く4か国では、レストランで1食、ファストフードで1食を食べた日の合計も計算されています。その2食だけで、運動をあまりしない女性が1日に必要なエネルギーの70〜120%に届きました。飲み物や間食、デザートを入れない数字です。

盛りの量そのものも、食べる量を変えます。51人の男女に、同じマカロニチーズを500g〜1,000gの4通りの量で出した実験があります。いちばん多い量を出された日は、いちばん少ない日より30%多くのエネルギーを食べていました(Rolls ら, 2002)。男女どちらでも、体格に関係なく同じように増えました。

出された量が多いと、意識しなくても多く食べてしまいます。だから外食では、注文する前に量を決めておくほうが確実です。ご飯の大盛りが無料でも普通盛りにし、量を選べる店ではにぎりこぶし1つ分に近い量を頼みます。

いまの体に脂肪が何kgあるかは、無料体験で測れます(→ 無料体験の内容を見る)。

外食ランチのおすすめは、店の種類ごとに決めておく

注文するときは、次の順番で決めます。

STEP
主菜を決める

肉か魚か卵か豆腐かを選びます。揚げ物より、焼き物・煮物・蒸し物を選びます。

STEP
主食の量を決める

ご飯や麺は抜かずに、にぎりこぶし1つ分に近い量にします。

STEP
副菜と汁物を足す

付いていなければ、野菜の小鉢や味噌汁を追加で頼みます。

ごまとねぎをのせて焼いた鮭の切り身が、白い皿に並んでいる
焼いた鮭の切り身

同じ鮭でも、フライは焼き魚より、衣と揚げ油のぶん脂質が多くなります。主菜を選ぶときは、まず調理の方法を見ます。

よく行く店の種類ごとに、選ぶものと足すものを決めておくと、メニューの前で迷いません。

店の種類選ぶもの足すもの
定食屋・和食焼き魚・煮魚・生姜焼きの定食小鉢を1品
丼・カレーご飯の量を選べる店で普通盛りか小盛りサラダか味噌汁、卵
ラーメン・うどん・そば野菜や肉がのった麺(タンメン・肉そばなど)ゆで卵か鶏肉、青菜のおひたし
ファストフードバーガーは1個までサラダ(ポテトの代わりに)

卵や鶏肉を足せば主菜に、おひたしや味噌汁を足せば副菜と汁物になります。

最初に食べるサラダは、ドレッシングが多いと食べる量が増える

食事のはじめにサラダを食べると、そのあとの食事が減るという研究があります。ただし、サラダならどれでもよいわけではありません。

42人の女性に、最初にサラダを食べきってもらい、そのあとパスタを好きなだけ食べてもらった実験があります(Rolls ら, 2004)。サラダは、ドレッシングとチーズの量と種類を変えて、同じ重さでもエネルギーが違うものを用意しました。

最初に食べたサラダで、昼食全体の量はどう変わったか 最初にサラダを食べてから、パスタを好きなだけ食べた昼食の実験の結果。サラダを食べなかった日とくらべて、ドレッシングとチーズが控えめのサラダ150gでは昼食全体のエネルギーが-7%、ドレッシングとチーズが控えめのサラダ300gでは昼食全体のエネルギーが-12%、ドレッシングとチーズが多いサラダ150gでは昼食全体のエネルギーが+8%、ドレッシングとチーズが多いサラダ300gでは昼食全体のエネルギーが+17%だった。ドレッシングとチーズが多いサラダでは、かえって食べた量が増えた。 最初に食べたサラダで、昼食全体の量はどう変わったか ドレッシングとチーズが控えめのサラダ150g−7%300g−12%ドレッシングとチーズが多いサラダ150g+8%300g+17%昼食全体のエネルギー(kcal)の増減。サラダを食べなかった日を0%とした。サラダの量は150gと300gの2通り。

ドレッシングとチーズが控えめのサラダを食べた日は、サラダを食べなかった日より、昼食全体のエネルギーが減りました。ドレッシングとチーズが多いサラダでは、逆に増えました。

外食でサラダを頼むときは、ドレッシングを別添えにしてもらい、かける量を自分で決めます。和食の店なら、おひたしや海藻の小鉢、具の多い味噌汁から食べはじめる方法もあります。

会食や飲み会がある日の食べ方

夜に会食があると分かっている日に、昼食を抜く方がいます。FASTBURNの指導では、会食の日も朝と昼はいつもどおり食べていただきます。食事の間が空きすぎると、夜の空腹が強くなり、会食で食べる量が増えやすいからです。

居酒屋では、刺身や焼き鳥、冷奴のように主菜になる料理を先に頼みます。揚げ物は、みんなで分ける1皿までにしておくと、脂質が多くなりすぎません。主食も抜かずに、食事の最後に、おにぎり1個か茶漬け1杯を食べてください。

会食の次の日は、食事を抜いて取り戻そうとせず、いつもの食事に戻します。

よく行くお店に合わせて、選び方を一緒に決めます

無料体験の日は、体組成計でいまの脂肪が何kgかを測ります。そのうえで体脂肪専門のコーチが、ふだんの昼食や会食の店を伺いながら、続けられる選び方を一緒に考えます。

所要時間は60分で、手ぶらでお越しいただけます。

ご希望の店舗・日程をフォームでお送りください(→ 店舗一覧)。

まとめ

  • 外食でも、主食・主菜・副菜・汁物がそろう「定食の形」で選べば、体脂肪を落としながら外食を続けられます
  • 外食の1食はエネルギーが多くなりやすく、盛りが多いほど多く食べます。量は注文する前に決めます
  • 注文は、主菜 → 主食の量 → 副菜と汁物の順に決めます
  • 最初に食べるサラダは、ドレッシングとチーズが控えめのものにします
  • 会食の日も、朝と昼は抜かずに食べます

選び方が決まっていれば、同僚との昼食や取引先との会食を断らずに、体脂肪を落としていけます。まずは、明日の昼に行く店で、主菜から決めてみてください。

この記事の出典

  1. Roberts SB, Das SK, Suen VMM, et al. Measured energy content of frequently purchased restaurant meals: multi-country cross sectional study. BMJ. 2018;363:k4864. — PubMed(PMID 30541752)
  2. Rolls BJ, Morris EL, Roe LS. Portion size of food affects energy intake in normal-weight and overweight men and women. Am J Clin Nutr. 2002;76(6):1207-1213. — PubMed(PMID 12450884)
  3. Rolls BJ, Roe LS, Meengs JS. Salad and satiety: energy density and portion size of a first-course salad affect energy intake at lunch. J Am Diet Assoc. 2004;104(10):1570-1576. — PubMed(PMID 15389416)
  4. 一般社団法人 健康な食事・食環境コンソーシアム『スマートミールの基準』 — smartmeal.jp

リンクの最終確認日:2026年10月16日。基準は改定されることがあります。数値は各出典の原文をご確認ください。

この記事の執筆・監修

執筆:FASTBURN編集部

FASTBURN創業者・体脂肪専門コーチの米田武史
監修:米田 武史
FASTBURN創業者/体脂肪専門コーチ(広尾店)
保有資格:NSCA-CPT(全米認定パーソナルトレーナー)
経歴:指導歴10年。これまで1,000名以上の体脂肪と向き合う
著書:『体脂肪を最速で狙って落とす!ダイエットの教科書』『体脂肪を最速で狙って落とす!代謝の教科書』(Amazon 著者ページ)
監修範囲:トレーニング、食事支援、体組成に関する実務的な内容
米田 武史のプロフィールを見る

本記事は、FASTBURNの指導方針と現場の知見をもとに編集部が作成し、上記監修者が内容を確認しています。最終確認日は、本記事の更新日(記事上部に表示)と同一です。記事の内容は一般的な情報であり、診断や治療を目的としたものではありません。持病がある方、妊娠中の方、痛みや気になる症状がある方は、事前に医師へご相談ください。

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